ヴァイオリニスト・熊澤洋子


4歳の頃からバイオリンを始める。学生の頃に、東欧のロマ(これまでジプシ−と呼ばれて来た人々)の音楽に出会い、演奏するようになる。その後、ルーマニア・ブルガリアを始めとする東欧文化圏の多種多様な音楽に触れ、クラシック音楽とは異なる、地域性豊かなバイオリンの奏法に取り組むようになる。2003年には初のCD「ロマのうた」を「しげとくま」というユニットで発表、2004年にはルーマニア・ブルガリアへ渡り、音楽の根ざす現地をフィールドワークし、造詣を深めた。ダンス音楽への関心から、東欧のフォークダンスの研究家や愛好家とのコラボレーション、中近東のベリーダンスのダンサーとのコラボレーションなども数多く開催、一方で、ジプシー・スウィングやジャズ、ロック、ポップス等でも、小曽根真氏、あがた森魚氏、高野寛氏をはじめとする様々なアーティストの舞台やレコーディングに参加し、今日までジャンルを超えた幅広い活動を全国で続けている。国内ではどうしても敷居の高いものと思われがちなバイオリンとその音楽を、地域に根差した音楽などの演奏を通じ、また教室などを通じ、より身近で親しみやすいものに感じてもらおうと、音楽活動を続けている。 熊澤洋子ホームページ:http://www.violin-kuma.com/


KPCD-001 熊澤洋子「恋のうたがきこえる」

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1:Khorumi コルミ (3:56)
グルジア
2:Bucimish ブチミシュ (2:33)
ブルガリア
3:Fecioreasca lui Petruta ペトルツァの踊り (2:22)
ルーマニア・トランスイルヴァニア地方
4:Mocirita cu trifoi 恋のうた (2:09)
ルーマニア
5:Hora de la Nistoresti〜Hora de la Magura 
  ニストレシュティのホラ〜モグラのホラ(4:15)
ルーマニア
6:Village girl from Nazos ナクソスからきた娘 (4:27)
ギリシア
7:Dospatsko Horo〜Kyusteindil Rucenica
  ドスパツコ・ホロ〜キュスティンディル・ラチェニツァ (6:30)
ブルガリア
8:Alunelul de brau 〜Hora de mana pe batai
  アルネル・デ・ブルゥー〜ホラ・デ・ムナ・ペ・バッタイ (4:13)
ルーマニア

9:Unde e Tagovistea ツゥルゴヴィシュテはどこ? (2:18)
ルーマニア

参加ミュージシャン

熊澤洋子:ヴァイオリン
きしもとタロー:ブズーキ・笛
田中良太:パーカッション

Engineered ,mixed & mastered by Miwa,Takuya
Designed by Masumoto ,Michiko
Photography by Kishimoto,Taro

参考URL

熊澤洋子のミュージックサイト♪

人気ヴァイオリニスト・熊澤洋子のなんと5年ぶりのアルバム!!しかもソロアルバム名義では初です。

速弾きのバルカン砲だった前作「しげとくまのロマのうた(現在も大人気販売中)」から5年。ひたすら彼女は東欧・バルカン地方の音楽を研究、実際に現地にも足を運びました。
グググっとハートに迫る、とてつもなく深化した熊澤洋子のヴァイオリンが、あなたを部屋に居ながらにして音楽の世界旅行へといざないます。そう、このCDは彼女といっしょに行く東欧ツアーのチケットなのです!(※)

「熊澤洋子は自らも東ヨーロッパを旅して、そこに繰り返される人々の生活やその背景に響いた柔らかく、躍動的で、しかも温かい音の数々を心の奥にしまいこんでいたのだろう。それが今、ここに1つ1つの音の結晶となって鮮烈に蘇る。/関口義人(ライナーノーツより)」

(※・・・実際に本物の旅行はついてきません)

価格

2,500円

関連おすすめCD

熊澤洋子も全面的に参加、本CDでブズーキを弾いてるきしもとタローの「ホシノウエデ」
ジプシー&マカフェリ好きには:ジプシースゥイング・ジャズトリオ ”カフェマヌーシュ”の「デカラージュ」

在庫 なし

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