オーディオベーシック12/3号、ジャズライフ2009年1月号でも紹介されています!
CD制作のタブーを破った「BassBassBassざ・低音一家」。このCDはあなたのオーディオシステムへの挑戦状だ!
解説: 音楽いろいろドットコム店長 駒野秀樹
コントラバス3本によるユニット「BassBassBass ざ・低音一家」。 その音楽性については「けっこうウキウキじゃん」という一言に留め あとは試聴されたお客様ご自身に委ねるとして、ここではやや技術的な話になりますが、このCDそのものについてなるだけ簡単に解説させていただきたく思います。
特に最近のCDは、高級オーディオからiPOD、はたまた携帯電話につないだ小さなイアホンに至るまでの様々な再生環境にあわせた、いわば「最大公約数的な音作り」をせざるを得なく、特に高級オーディオで再生した場合、CDそのものの可能性を十分に引き出せていないものが残念ながら多く存在します。CDは本来もっと音がいいのです。
コントラバスの大きさと、あなたのスピーカーの大きさを比べてみてください。おそらく、コントラバスのほうが大きいのではないでしょうか。
このユニットは、あの巨大なコントラバスが、なんと3台・・・たったそれだけで構成されています。
携帯電話につないだ小さなイアホンで再生することに、何の意味があるでしょうか。
ここで我が廣田昌世同志のとった選択は「安いオーディオシステムで聴いていただく必要はない」という、男前なもの。
通常であれば、CD制作のごく初期の工程でカットされてしまう、ものすごい低音もそのまま残し、
電気的な処理は必要最低限に抑えてあります。おそらく、こういったCDは世の中にあまりありません。
重低音マニアの方、オーディオファンの方、そしてアコースティックの楽器、そして音楽の可能性を信じる方々には、
是非一度お手持ちのオーディオシステムで再生していただきたいCDです。
|